海外株で運用する投資信託で、株価指数に連動するインデックス型が主流になっている。2022年の純資金流入額は約3兆2000億円と前年比3割増え、データが遡れる06年以降で過去最高となった。海外株投信の流入額に占める比率は約7割と前年(約3割)から大きく上昇した。個人の間で低コストの積み立て投資が広がっている証左だが、運用会社は収益確保が課題となる。
海外株で運用する投資信託は、株価指数に連動するインデックス型が主流になっているという記事を見つけたので、記録しておこうと思います。
2022年の純資金流入額は3兆2000億円と前年比3割増となりました。データが遡れる06年以降で最高みたいです。昨年の世界的な株安局面でも、皆さん積み立てを積極的に行っている証拠ではないでしょうか(^^)
個別の投資信託の資産残高を見ても、インデックス型の商品が上位に食い込んできているのがわかります。首位はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)となっており、アクティブ型の投信を抑えて、初めてトップに立ちました(・o・)
来年からは新NISAが始まり、低コストの投資信託の需要がさらに高まりますので、今後もインデックス型の純資産はどんどん増えていくように感じます。
私はつみたてNISAではオルカン(除く日本)を毎月積み立てていますが、円安効果もあり昨年から基準価額はそれほど下がっていないですね。
来年からの新NISAでも、通貨と株式が分散されて安心感のある、インデックス型の投資信託に継続して積み立てを行っていく予定です。
ただ、首位のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、これだけの残高でも運用会社の三菱UFJ国際投信が受けとる信託報酬は、残高の0.034%となっているので、年間の手数料収入は約6億円にしかならないとのこと・・・(´ー`)
投資家にとっては低コストはうれしいことですが、運用会社にとってはインデックス投信で引き付けた顧客からどう収益を拡大させていくのかが課題となっているみたいです。