コロナ禍の株高…実体経済と乖離 行き場失ったマネー吸い込む
日経平均株価は30日、年末株価として31年ぶりの水準をつけた。新型コロナウイルスの感染再拡大で、企業や家計が先行き不安を抱えている現実から乖離(かいり)し、株式市場は歴史的な高水準に沸く。主要中央銀行の桁違いの金融緩和を背景に、行き場を失ったマネーを吸い込み膨張し続けている。 コロナ禍の収束がみえない中、株高を演出しているのは、主要中銀の金融緩和だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の緊急利下げに続き、欧州中央銀行(ECB)や日本銀行も追加緩和に踏み切った。 11月になると、米大統領選でバイデン前副大統領が勝利を確実にしたことやワクチン開発を足掛かりに、株価は急騰する。米ダウ工業株30種平均は3万ドルを突破し史上最高値を更新。日経平均は今月29日に2万7千円台を回復した。 歴史的な株価とは対照的に、実体経済の回復の足取りは弱い。東京商工リサーチによると、今年の飲食業の倒産は年間の最多を更新。完全失業率も11月は2・9%と高い水準にとどまる。 野村証券によると、今年3月から12月中旬にかけての3中銀の資産増加額は800兆円規模に上る。 中でも、日銀は年12兆円を上限に上場投資信託(ETF)の買い入れを通じて、株式市場に直接資金を供給する異例の手段を取る。相場下落時には多い日で2千億円分のETFを購入しているため、株価水準と生活者の感覚とのズレが生じているのだ。 こうなると、バブル崩壊への懸念もくすぶるが、その発端となるはずの金融引き締めの気配はみられない。むしろ足元の感染再拡大を受けて、3中銀は12月に入り、緩和を長期化する姿勢を強めている。日銀もETFなど資産買い入れの柔軟化を模索する。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは「コロナの感染状況によっては、もう一段の追加緩和もあり得る。スーパー金融相場は来年も続く」と予想する。引用元:産経新聞
今年の相場は新型コロナウイルスの影響で株価は一時急落しましたが、日経平均は終わってみれば31年ぶりの高値で取引を終えました。この株高を演出したのは何といっても世界各国の大規模な金融緩和に尽きると思います。
実体経済と乖離していると言われますが、コロナが拡大して経済の停滞が続くほど、金融緩和による追加策が出されて、溢れたお金が株式市場に流れ込む状況が起きているように感じます。
お金をバラまけばバラまくほど、手持ちの現金の価値が薄れていきますので、それをわかっている人たちは、株式市場にお金を投入するのは必然でしょう。コロナの感染が落ち着くまでは、このスーパー金融相場が続く可能性が高いそうです($・・)/~~~
インデックス投資は来年以降も外国株を中心に積み立てを続けていきます(*‘∀‘)
最初は先進国株式とバランス型の投資信託を積み立てていましたが、色々と勉強しているうちに、S&P500や全世界株式の方がいいかなと考えが変わりつつあるので、投資している商品の数が増えてしまいました。
投資信託も商品のラインナップや信託報酬などが年々進化しているので、取り残されないように今後も勉強を続けていきたいと思います。
イデコに関しては60歳まで引き出せないのと、所得控除が目的で投資をしているので、あまり力を入れてこなかったというのが正直なところです(/・ω・)/
2年間ほどイデコをしてみて、非課税額を最大限に生かすためには、一番期待リターンの高い株式の割合を増やすほうが良い気がしてきたので、来年以降はバランス型の比率を下げて、先進国株式の比率をあげようかなと考えています。