NY株式:米国株式市場は反落、オミクロン株拡大やFRBの時期尚早の引き締めを警戒
ダウ平均は59.71ドル安の34,580.08ドル、ナスダックは295.85ポイント安の15,085.47で取引を終了した。
米議会がつなぎ予算案を可決、政府機関閉鎖が回避されたため安心感から寄り付き後上昇。しかし、国内でオミクロン変異株感染が拡大、さらに、11月雇用統計で雇用者数が予想の半分の伸びにとどまり失望感から、下落に転じた。同時に連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和解消の軌道に変わりはなく、時期尚早の金融緩和解除への警戒感も強まり、さらなる売りに繋がった。上場廃止への懸念を受けた中国ハイテク株の下落が重しとなりナスダック総合指数も大きく下げた。引用元:株探ニュース
先週末 7,957,492円 +1,731,790円
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このところ米国市場は変異株の影響などもあり、調整局面を迎えています。
そのため、含み益も減少はしていますが、評価額は通常より多めに追加資金を投じたため先週より増えている状況です。今週は特定口座(投資信託+ETF)だけで約60万円分ぐらいインデックス投資を行いました。
2週間ぐらい前から利益の出ていない日本の個別株を複数処分しましたので、そこで浮いた資金の一部を海外インデックス投資に回しています。
来週以降も下げたら買う!という姿勢で臨みたいと思います('ω')
個別株のナンピン買いですと、どこまで下がるかわからないリスクがありますし、そのまま低迷して株価が戻らないことも想定されます。
全世界株式や米国株式のインデックス投資の場合は、長期的には株価が回復しますし、リーマンショックを経験している身としては、最悪50%ぐらいの下落で止まるだろうという思いがありますので、個別株より買い下がって資金を追加していくことに安心感があります。
投資家は、日本が新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の影響を、世界の中で強く受ける国になると考えているのだろうか。1日の日経平均株価は113円高と4日ぶりに反発したが、それまで3日間の下げは欧米株よりきつかったからだ。おそらくそんなことはないだろう。日本株の相対的な弱さを招いている原因は、他のところにあるはずだ。
数日前に日経の記事にもなっていましたが、現在の政権は市場を軽視していると思われても仕方ないアナウンスを出しているので、日本株が相対的な弱さを見せているという内容です。
大和総研によると金融所得課税の一律引き上げは、富裕層より中間層の負担が大きくなるという試算が出ています。仮に一律20%→25%へ引き上げた場合、約4600億円の税収増になるそうです。
しかし、所得1億円以上の富裕層が負担するのは約1800億円で、1億円以下の層の負担は約2800億円となり、格差是正にはつながらないことが明らかになっています。
税率の引き上げは大衆増税の側面が強く、その点を多くの個人投資家が見抜いているので、日本から海外へのキャピタルフライト(資本逃避)が始まっているとのことでした。
私も大衆増税となれば日本株に資金が集まりにくくなるという考えですので、海外株への資本逃避を始めていますが、日本株へ積極投資をできるような安心材料が出てこないとこの流れを変えるのは難しいかな(/・ω・)/