💊ドラッグストア店員の株式投資日記💊

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r > g の不等式(ピケティ)と富の格差拡大

日本の富裕層は2005年以降最多の133万世帯、純金融資産総額は333兆円

 

富裕層・超富裕層の純金融資産総額も増加が続く

引用元:MONEYzine

 

野村総研が2年ごとに推計している2019年の富裕層調査が発表されたようです。

資産ごとにピラミッド型にして、世帯を階層に分けた表はとても見やすくて、わかりやすいので、印象に残ります(*'ω'*)

 

 

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アベノミクス後は株高局面が続いていますので、多くの金融資産を株式で運用している層が、恩恵を受けているのがわかりますね。

 

アベノミクスが始まったのが2012年ですから、そこから先の準富裕層からの上の階層の世帯数の伸びが顕著になっています。

数千万~億を現金だけで保有している人は少ないでしょうから、株高と共に資産も増加したものと考えられます。

 

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このようなニュースを見るたび感じるのは、2015年にちょっとしたブームとなったトマ・ピケティの「21世紀の資本」という本で書かれているr>gという歴史的事実が格差の根本要になっているのかなあということです。

 

r(資本収益率)年率4~5% >g(経済成長率) 年率0.5~1%

 

この不等式が成り立つ限り、富の格差拡大は止まらない。

そして、ピケティの分析によれば、歴史的に経済成長率が資本収益率を上回った事実はない・・・これは論理的必然ではなく、歴史的事実なのだ(゜-゜)

資本を持つ人は、経済成長より速いスピードで資本を増やすことができる。その結果、資本を持つ人だけがどんどんお金持ちになっていきます。

 

 

私の働いているドラッグストア業界は、この10年ほどで市場規模が大きく拡大して、多くの上場している会社の株価もかなりの上昇をしてきました。

 

では、働いている自分や周りの従業員の給料も同じように増えたかと言われると、残念なことにほとんど変わっていないのが現実です(/_;)

ここ1,2年は働き方改革で残業に対する会社の姿勢がかなり厳しくなっているので、そのあたりも給与面ではかなりマイナスに働いています。

 

 

結局のところ、会社が出した利益のほとんどは株主のもとへと還元されてしまうんですよね。

こういった歴史的事実がある以上、今後も給料にはあまり期待せず、株式市場を通じて楽しみながら資産を増やせていけたら嬉しいです(^-^)