海外投資家の日本株買いが続いている。東京証券取引所が25日に発表した5月第3週(15~19日)の投資部門別売買動向によると、海外勢は現物株を7476億円の買い越しだった。前週に比べ32%増えた。日経平均株価が33年ぶりの高値更新をした19日まで、現物株は8週連続の買い越しとなった。業績や資本効率の改善などを手掛かりに、海外勢の物色が広がる。
一方で国内投資家は、個人や機関投資家の売りが続く。
日経平均株価が3万円を超えて、33年ぶりのバブル後高値を駆け上がっております。
そんな景気の良い話ですが、今週の日経新聞のいくつかの記事では、今回の上昇にはまだ懐疑的な見方をしている投資家が多いことがわかります(・ω・)
●株高は海外勢の買い忘れ
世界的に割安株を買う流れが、最後に残っていた日本株に向かっている。
●海外投資家と国内勢で投資姿勢の違いが目立つ
海外勢は8週連続で買い越している。
買い越し総額は3兆6000億円と、13年12月以来の規模。
対照的に国内勢は信託銀行936億円、個人投資家9273億円の売り越し。
個人投資家は逆張り姿勢が多く、弱気型ETFの発行済み投資口数も足元で過去最高。
つまり、ここ数か月で日本株が大幅に上昇していますが、総楽観している状態にはほど遠いという感じですね。
個人的にはアベノミクスが始まったときと同じく、テクニカル無視で駆け上がっていく感じが似ているなと思うので、記事を読めば読むほど今後の買い圧力がまだまだ強いなとニヤリとしております( ̄ー ̄)
『強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福の中で消えてゆく』
昔からある有名な投資格言ですが、今回の上昇が本格的な強気相場の始まりだとしたら、悲観の中から生まれた初期の段階かなと感じます。
来年から新NISAも始まりますし、日本株が全面高になるような本格的な強気相場に育ってくれると嬉しいですね(^^♪