物価上昇を呼び水とする個人マネーの株式への流入に熱い視線が注がれている。預金に寝かせておくのが賢明だったデフレが過去のものとなり、利回り確保に対する意識が高まる。高配当銘柄を中心に食指が動いており、2024年のNISA(少額投資非課税制度)拡充が日本株回帰を後押しするとの期待も広がる。国内投資家の「覚醒」に海外勢も関心を寄せ始めた。
数日前の日経新聞の記事になりますが、インフレにより利回りが期待できる高配当株に資金が集まり始めているということが書かれていました🔥
配当利回り4%以上の銘柄は、東証プライムだけでも300社ほどありますので、新NISAに向けて、日本株に回帰するのではないかと期待が高まっているようです。
私も高配当株に20社ほど投資をしておりますので、こういった流れが続いて日本株の上昇に繋がってくれるとうれしいなと思う反面、それなりのリスクもあるというのが実感としてあります。
一番大きいのが、収益の悪化により減配リスクになりますね('ω')
業績の下方修正で減配になると、思わぬ株価の下落が直撃します。
先日、保有している高配当株の一つである住友化学(4005)が、純利益1000億円以上の予想を利益0にまで大幅下方修正して、期末の配当12円⇒未定と決算で発表しました。
その翌日には一時は10%ほど株価が下落したので、900株保有していたのを800株に減らして、様子を見ていることろです(-"-)
こういったことは割と起こりえることなので、やはり集中投資ではなく、ある程度銘柄を分散しておくのが大事だと感じています。
そんな高配当株を50銘柄に分散したETFに資金が流入しているようですね。
信託報酬は0.308%とやや高めですが、決算チェックなどの手間を取らずに、ある程度の利回りを得たい人にとっては、良い商品❓なのかもしれません。
現状の利回りは5%ほどで、構成銘柄の上位には銀行や商社株が多い感じでしょうか。
年初来高値も更新しており、今後も資金流入が続きそうな勢いです。
投資の場合、取りあえず少額でも買って経験をしておくことが大切だと思っているので、1口だけ購入して、どんな値動きになるかや分配金を頂けるのか監視をしてみようと思います。
保有している個別株と重複する部分もありますので、大きな額の投資はしない予定ですが、今後の選択肢のひとつとして検討する余地があるか、保有しながら考えていくことにします(・o・)