米連邦準備理事会(FRB)の利下げを受けて、株式市場へのマネー流入に弾みがついた。20日の東京株式市場では前日に米国株が最高値を更新した流れを引き継ぎ、日経平均株価の上げ幅が一時800円を超えた。利下げが米景気のソフトランディング(軟着陸)につながるとの楽観論から、投資家は株式に資金を振り向けやすくなった。
FRBが0.5%の利下げを行いましたが、NYダウ・S&P500共に最高値を更新しております。東京エレクトロンなど半導体関連も再び上昇傾向にあり、日本株を買う動きがまた広がってくれると嬉しいですね。
日経新聞によると利下げ理由後の株価の動きには、3種類のパターンがあるそうです。
①予防的利下げ型 → 1年後は約2割高⇧
2019年のように経済成長に懸念が浮上した時。
(87年、98年、19年)
②正常化型 → 1年後は約1割高⇧
1980年代のようにインフレが落ち着き引き締めを緩める時。
(84年、89年、95年)
③景気後退型 → 1年後は約1割安⇩
2007年のように住宅ローン問題が浮上した時。
(90年、01年、07年、20年)
3つのパターンがあるけど、実際に利下げで景気後退を回避できるかは、時間が経ってみないとわからない!!!
結局、今回の利下げ幅も0.25%か0.5%のどちらなのか、様々なもっともらしい予想がありましたし、株価も上がるのか下がるのか、円高になるのか円安なのか、時間が経ってみてどちらになるのか初めてわかることなんですよね。。。
私は円高になると思って、事前に米ドル外貨建てMMFを数百万解約して、円建てで為替リスクのないJ-REITを買い増したりしましたが、利下げ前より円安になってるし、余計なことをしなくて良かったのではないかと今になって思っています(-"-)
そして、先月は日銀の利上げや植田総裁のタカ派発言もあり、円キャリートレードの急速な巻き戻しで、日経平均株価は歴史的な暴落を記録しました。
株式市場は何が起きるかわからないということをここ数か月の動きで改めて感じたので、今後も株式・債券・不動産・ゴールドなどに広く分散して、長く市場に留まることを第一に考えて投資をしていきたいと思います(・o・)。
前回、ブログを更新した6/16日より、ネット証券2社の資産は減少しています。
ドル建ての資産が多く、日本株も為替が大きく影響するので、資産の高値更新は当分先になりそうです。
●ドル円
1ドル157円 → 144円
●eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)基準価額
約26,000円 → 約24,900円
SBI証券 約▼250万
auカブコム証券 約▼120万
今後も株価や為替の動きでメンタルが揺さぶられる局面が幾度も訪れるでしょうが、狼狽売りせずに済むようなポートフォリオを微調整しながら構築していきたいと思います。