外国為替市場で円安が急速に進み1ドル130円台に突入しました。日銀の金融政策決定会合で今の大規模な金融緩和策を続けると発表したためです。急激な円安に日銀が対応するかどうかが注目されていましたが、日銀は従来の金融緩和政策をむしろ強化する姿勢を示したため、さらに円安が進む結果となりました。
会見で黒田総裁は「経済を下支えするため粘り強く金融緩和を続ける」と今回の決定について説明しています。 政府などからは、GW中の円安を加速させないために日銀が政策を少し修正する期待がもたれていましたが、日銀は金利上昇を抑えるため指定した利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」と呼ばれる措置を原則、毎営業日実施することも発表しました。むしろ、金融緩和を強化する姿勢を打ち出した形です。
本日の日銀政策会合では、改めて黒田さんが金融緩和を強力に推し進める意向を示したことから、ついにドル円相場が130円台に突入しました(・o・)
日銀が円安を加速させないために、政策を修正するのではという声もちらほらありましたので、私もどちらかというとサプライズがあるかもと思っていましたが、むしろ円安を放置するような頑なな姿勢が示されたので、一気に下落が加速した感じでしょうか。
今年になってから米国株が急落したので、投資信託やETFを売却したわけですが、その資金で為替リスクを減らすために、外貨建てMMFに資金を移しています。
今までなら米国株が下がると為替も円高に振れることが多かった印象ですが、年初の急落では116円台から114円台へ少し円高に振れただけでしたので、かなり円売り圧力が強いなと感じておりました。
そんな中、抵抗線であった116円台を3月中旬にブレイクしてきたので、そこからさらにポジションを増やしていき、待機資金をドルに換えているところです。
ただ、あまりにペースが速すぎて、押し目らしい局面もないため、入るタイミングをかなり失いつつあるのが現状ですね(・_・;)
auカブコム証券
IPO用に資金を入れいた大和証券や野村證券でもどうせ当たらないので、こちらでも外貨建てMMFを購入しています。
ここ数年は申し込んでもIPOに全然当たらなかったのに、外貨に換えただけでIPOに当選したぐらいの含み益が出たのは、うれしいですがなんとも言えない気持ちですね(^-^;
正直この先どんな展開になるのか全く想像がつきませんが、日本にとって良くない方向に向かっているのは間違いないので、自己防衛していくしかないですね。