28日の外国為替市場で円相場が急落し、海外市場で一時6年7カ月ぶりに1ドル=125円台を付けた。日銀が国債を無制限に一定期間買い続ける「連続指し値オペ」の実施を通知し、長期金利の上昇を強くけん制したことが背景。インフレが進行する米国の利上げ姿勢が鮮明になる中、日米の金利差拡大から円売り・ドル買いの動きが加速している。
円安は輸出企業の収益を押し上げる半面、原油など原材料の輸入コストをさらに増大させるデメリットがある。日銀の黒田東彦総裁は「全体として経済にプラスに作用している」と説明するが、急速に進む円安への懸念も強まっている。
円安局面で125円に近づいていた2015年6月10日、黒田日銀総裁は衆議院で「かなりの円安水準」と語った。この発言をきっかけに一気に2円程度の円高に振れた。このため、125円程度が日銀がそれ以上の円安を望まない「黒田ライン」なのではないかとの見方が市場では大勢だ。
2015年の円安局面では、125円で黒田さんがさらなる円安への牽制を行ったので、このラインが『黒田ライン』として意識されていましたが、本日の指値オペをきっかけにあっさりと突破してきました(;・∀・)
仕事が終わって、為替相場をみたら125円を一時突破していたので、かなりの衝撃を受けましたね・・・。
さすがにこのラインはまだ超えないだろとのんびりと構えていたので、優待取りで資金拘束をされている状態がとても悔やまれますね。明日が権利取り日なので、もう少しで資金拘束が解けるのに、タイミング悪すぎです(+o+)
2022年度だけでもあと6回利上げが残っていて、どんどん日米の金利差が開いていくのに、日銀の今の対応のままだと為替相場や物価はこの先どうなっていくんでしょうか?
こんな状態でも内閣支持率が上昇しているというのですから、信じられませんね(-"-)