NY株式:米国株式市場は続落、地政学的リスクの上昇やFOMCを警戒
ダウ平均は450.02ドル安の34,265.37ドル、ナスダックは385.10ポイント安の13,768.92で取引を終了した。
ロシアによるウクライナ侵攻が警戒される中、政府がウクライナ駐留外交官の家族に対し国外退避を検討していると報じられると、警戒感が強まり、寄り付き後、下落。本日はオプション満期日にもあたり、関連取引が活発で終日荒い展開となった。引けにかけては来週に開催を控える連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒して利益確定売りが先行し、一段と下げ幅を拡大。引用元:株探ニュース
今週の米国市場は大幅な下落となりました。
S&P500は高値から約9%、ナスダックは約15%ほど下げており、年末の好調な地合いが嘘のような展開となっています。
この誰も予想もできない展開が突然起こるのが株式市場の難しさであり、面白さでもあります。資産は減っているはずなのに、なぜかワクワクしてしまうのは私だけでしょうか?(*‘∀‘)
先週末 8,855,556円 +1,625,736円
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そんな悲惨な展開ですので、含み益もみるみる縮小して、投資信託のナスダック100は含み損になりましたので、一旦すべて売却注文を出しました。
ナスダック100はここ十数年で大きく上昇した分、下落幅がほかの商品よりも大きくなる可能性があるので一度手放します。
今回の下落は20年前のITバブル崩壊と比較されることがありますが、当時の相場を経験している身としては、やはり20年前と重なる部分がいくつかあるかなと感じます。
当時はIT関係と判断された銘柄は、PER数百倍や赤字でも業績に関係なく買われ、IT銘柄以外はオールドエコノミー銘柄と揶揄されて割安でも買いが入らなかったのを記憶しています。
今でいうグロース株とバリュー株のような違いで、ここ何年はグロース株に多くの資金が集まり、バリュー株が敬遠されている状況と似ています。
ITバブル崩壊後は2000年2月~2002年9月までの期間で、ナスダック100は78%、S&P500は34%下がり、回復するまでに長い年月がかかっています。
今回の急落が過去に起きたような下落に繋がるかはわかりませんが、仮に上昇トレンドから下降トレンドへの転換ということになれば、上げ幅が大きい分下がるときのインパクトも強くなることが予想されます。
バフェット太郎さんの2022年の相場予想が面白いです。
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