ウェルスナビ、年内にも上場 資産運用フィンテックで初
個人投資家の資産運用を金融工学を使って自動で指南するウェルスナビ(東京・渋谷、柴山和久社長)が、株式の上場を東京証券取引所に申請したことが分かった。承認を受け、年内にも上場する見通し。資産運用のフィンテックとしては初の上場で、今年最大規模の新規株式公開(IPO)になるとみられる。
上場で調達した資金は技術者の採用など開発体制の拡充や新サービスの開発、マーケティングに充てる。
引用元:日本経済新聞 電子版
ウェルスナビは顧客情報をもとに、世界の株式や債券に自動で分散投資をするロボアドバイザーの国内最大手です。
びっくりしたのですが、預かり資産残高は3000億円を超えており、口座数も約34万あるそうです。
ロボアド、ロボアドなどと言葉は聞いたことあったのですが、ここまで投資家の間で浸透しているものとは、全く知りませんでした(@_@)
運用していく上でのコストですが、ホームページをみたところ、ETFでのコストの他に、手数料として運用資産に対して、年率1.1%かかるようですね。
株式の平均リターンは年率4~5%と言われていますが、そこに1.1%のコストがかかるのは、長期投資で複利運用していく面では、不利な部分があるような気もしますが、どうなんでしょうかね?
ただ、投資信託の運用コストがここ数年で劇的に下がったことから考えても、今後ロボアドバイザーでの資産運用がさらに広がってくれば競争も高まり、手数料などのコストも下がってくるのではと思います。
仮に年内に上場ということであれば、毎年IPOラッシュの12月末辺りになるのではと期待しています。