引用元:SBI証券
28日は9月の権利取り最終日でした。
株主優待のある銘柄を両建て(現物買い+信用売り)で11社取得したので、忘れないように記録しておきます。
エディオンと松屋は3月に優待をもらうための長期保有分ですので、実質的に株主優待をもらえるのは9社のみとなります。
信用売りには逆日歩のかかる制度信用とかからない一般信用がありますが、一般信用は人気があり各証券会社が確保できた分しか在庫がないので、私のような手動でしかポチポチ注文できない人にとっては年々ハードルが高くなってきました(-"-)
といういわけで、早くから在庫を取るのも面倒なので、最悪逆日歩食らってマイナスになるのを覚悟で半分ぐらいは制度信用で取得しています。
auカブコム証券
コロナ禍前まではローリスク投資の手法として、毎年の安定的な収益に貢献してくれましたが、リモートワーク浸透による鉄道・航空券の優待価値の暴落やライバルの大幅増加によって旨味があまりなくなってきました。
加えて各国が利上げを進める中で、円資金をキャッシュのまま置いておくことが大きなリスクとなり始めたので、今後も優待取りを行う銘柄は増えていくことがないような気がしています。
株主優待取りや信用取引をしない方には、画像を見ても全く何をしているのか意味がわからないと思いますので簡単に解説をさせて頂きますが、11社で約1200万円分の両建て(現物+信用売り)を行っています。
権利日をまたいで両建てをすることで株主優待を受け取れるので、優待の価値-コスト(金利・逆日歩・売買手数料)=利益となる感じですね。
今回の取引による利益はだいたい約5~6万程度となりそうです。
円をそのまま口座においておくよりは有利なので、取引手法の一つとして知っておくと便利です。
ただ、あくまでローリスクというだけで、仕組みを理解していないと優待の価値を大幅に超えるような逆日歩をくらって損をしたり、取引銘柄を増やせば増やすほど発注ミスによる損失などが生じるリスクがありますので、ドルを持っていれば4%の利回りが期待できる時代には、IPO同様あまりお勧めはできない手法となってきてしまいました・・・(-ω-)/