ドラッグストア店員の株式投資日記

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ハードランディングは避けられない❓ 米利上げのピーク予想3.8% 2024年まで利下げせず💲

米金融政策を巡り、市場と米連邦準備理事会(FRB)が神経戦を繰り広げている。パウエル議長を始め、金融引き締めに積極的な「タカ派」発言がFRB高官から相次ぎ、市場が織り込む利上げのピークは約3.8%に再上昇した。利上げ警戒で株安が続くとの声も増え始めている。

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ジャクソンホール会議以降、株安が継続していますが、株式市場が利上げのピークを約3.8%にまで織り込み始めているのが原因のようです。

 

8/1時点では、23年から利下げが始まり、金利は2%台まで下がる予想で株価が上昇していましたが、8/26時点では24年になっても金利は3%台で推移すると予想の金利が大幅に上昇しています。

 

 

本日もFF金利を3.5%超まで引き上げた上で、当面金利の水準を維持して、2024年までは利下げしないと釘をさす発言があったようで、今後も金利が高値で維持されると株価が上がりにくい展開が続くかもしれません。

 

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が26日のジャクソンホール会議で金融引き締め継続に強い決意を示し、米株の急落が週明け29日の東京株式市場での株安に連鎖した。だがFRBもインフレ鎮圧に向けた確かな道筋は描けていない。少なくとも9月下旬に新たな利上げシナリオが出るまで市場は統計やFRB高官らの発言次第で揺れ動く可能性が高い。

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1970年代にインフレが長引いたのは、インフレが落ち着いたり景気に弱い指標が続いた時点でFRBが金融引き締めの手を緩めたバーンズ議長時代の「ストップ・アンド・ゴー政策」が大きな要因とのこと。

 

そのため、高インフレを鎮圧できたのは、失業率急増を覚悟して急激な金融引き締めに突き進んだ80年代前半のボルガー議長時代まで待つことになったと。

 

その再来を強く否定するために、今回のジャクソンホール会議で「過去の記録は早まった政策の緩和を強く戒めている」と発言した形です。

 

どの程度まで金利を上げて、景気を犠牲にすればインフレが鎮火できるのかは不透明ですが、当面金利の低下が見込めない状況ですので、もうしばらく金利の上昇が続くドルは握りしめていようと思います(・ω・)