米労働省が10日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月より8・6%上昇した。上昇率が8%を上回るのは3カ月連続。事前の市場予想(8・3%)も上回った。昨年から続く、約40年ぶりの水準の物価高(インフレ)は、収まる気配がない。
先月は一旦CPIが下落して、インフレが落ち着くかと期待されて株式市場は上昇しましたが、5月は再びCPIが上昇して事前予想も上回ったようです。
どこまでインフレが続くのか、金利の上昇をしていく必要があるのか全くわからない展開となりつつあるような気がします。
賃金の上昇よりインフレが進んでいる状態なので、かなり厄介です。
これで6月・7月・9月と連続で0.5%の利上げとなるんですかね(。´・ω・)?
株価はもちろん大幅下落中ですが、ついに米国2年債利回りも3%を超えてきました。
昨日、政府・日銀が円安の進行を憂慮していると声明を出したみたいですが、欧米で利上げが加速していく中では、口先介入では円安は止められない状況でしょうね。
財務省と金融庁、日銀は10日、幹部による情報交換会合(3者会合)を財務省内で開き、為替市場の動向などについて意見交換した。会合後に公表した声明では、円安の進行について「憂慮している」とし、外国為替市場で急速に進む円安をけん制した。