不動産投資信託(REIT)の好調さが際立ってきた。総合的な値動きを示す東証REIT指数の2021年の上昇率は22%と、日経平均株価の3%を大きく上回る。インフレ耐性などを理由に海外マネーの流入が続き、7月以降は押し目を狙っていた地銀がしびれを切らして買いを入れ、一段高を演出。縮小しつつあった米金利との利回り差も反転傾向にあり、REIT指数は新型コロナウイルス感染拡大前の水準をうかがう勢いだ。
年初から日経平均はあまり上昇していませんが、REIT指数は好調です(^_-)-☆金利が低下している中で、インフレに強く安定した利回りの期待できる不動産に買いが入っている感じでしょうか。
私は現時点でREITは個別で9銘柄保有していますので、この調子で高値を維持していくれるとうれしいですね。オフィス系の不動産はリモートでの仕事が進んだこともあり、空室率が上昇傾向にありますが、保有している銘柄では大幅に分配金が減少する傾向は今のところ見られていませんので、それほど心配せずにホールドはしています。
それより心配なのは、今回の上昇の要因が地銀が買いを入れていることですかね。
地銀と言えば、昨年のコロナショック時にREITを投げ売りして、REIT市場を大暴落させたので、あまり良い印象がないんですよね。その分安く仕込めた銘柄もありますが、いくつものREITがストップ安に貼りつくなんて見たことなかったので、何が起きているのかわからずかなり焦りました💦
そんなわけで、逆に地銀が買うということはそろそろ天井なのかなと思ってしまいます・・・(;´∀`)
実際に今の利回り水準では新たに買い増したいとはあまり思いませんので、追加で購入する時は先月の東海道リートのように、IPO(新規公開株)で新しいREITが出たときぐらいになりそうです。