最近ユーチューブを見ていると、ひろゆきさんの切り抜き動画がおすすめに出てくることがありますので見る機会が増えています。色々な質問に対して、すぐに返答できるのはすごいなといつも感心して楽しく見ております(^-^)
そんな中で以前ユーチューブでみた資産課税に関する動画の内容の一部が記事になっていたので、気になって読んでみました。
日本の場合、税金をたくさん取られるのは一生懸命働いた給与所得が高い会社員の方達なので、あまり良くない制度だよねと以前から思っていました。その上、児童手当を削られたり、受けられる控除も少なくなり、子育て世帯には大変厳しいのが想像できます。
私はどんなに頑張ってもお給料で年収1000万なんて稼ぐことは不可能ですので、それならどうすればお金が稼げるか?ということで株を始めて十数年経ちましたが、長く続けるほど資産家が有利な仕組みになっているなと感じることが多いです。
株式の売却益や配当が分離課税で約20%しか取られないのは、典型的な例ですね。
富裕層が儲かればトリクルダウンで、富の再配分ができるなんてことが以前は言われていましたが、結局のところ格差が拡大するだけでそんなことは起こらなかったですし・・・。
実際、私は株や配当で利益を得ても、全部を消費に使う事はなく、残りの利益はまた再投資で株などの資産に回しています。おそらく、同じように資産所得で得た利益は消費にすべてを回すことなく、再投資するケースが多いのではないでしょうか。その結果、資本を持つ人と持たない人でさらに格差が広がると。
いわゆる、トマ・ピケティさんが「21世紀の資本」で証明した有名な不等式
r(資本収益率) > g(経済成長率)
資本(資産)によって得られる富は、労働によって得られる富より成長が早く、資本主義の歴史上この不等式がずっと成り立っているという事実ですね。
年収1200万円の会社員から多くの税金を取るよりも、資産課税を導入するべきだが、資産家である政治家やそれを支援している富裕層が世の中の仕組みを作っている以上、難しいだろうというひろゆきさんのお話でした(/・ω・)/