日本航空(JAL)は6日、公募増資などで約1680億円を調達すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で旅客が激減し、巨額赤字を計上する見通しとなっていることを受け、財務基盤を強化する狙いがある。調達資金は感染収束後を見据えた成長投資にも振り向ける。 公募増資は、SARS(重症急性呼吸器症候群)や米同時テロの影響で航空需要が低迷し、赤字を計上した2006年度以来となる。 最終的な調達額は、今月18日に決まる。公募増資は国内3分の2、海外3分の1の割合で実施する。JALは普通株を新たに1億株発行する。増資後は、発行済み株式数が約3割増える一方、1株あたりの価値は約2割、希薄化するという。 調達した資金のうち約1000億円を、燃費の良い機体の購入や傘下の格安航空会社の支援などに使う。非接触でチェックインできる機材などの購入費用にも充てる。残る約680億円は有利子負債の返済に回す。 JALは、21年3月期連結決算の最終利益が最大2700億円の赤字となる見通しだ。
引用元:読売新聞オンライン
JALが公募増資を発表しました。大幅な株価下落が避けられないのは確実なので、既存の株主にとってはかなり痛いニュースです。
ANAが公募増資するという観測は出ていましたが、先にJALが行うとは意外でした。
いったい値決め~受渡日までにどんな展開が繰り広げられるのか、参加するのかも含めて注目していきたいと思います(*'▽')
引用元:ヤフーファイナンス